衣類のお役立ち情報

2.衣類の成り立ちと繊維

衣類は、当然、繊維でつくられています。
繊維をもとに、生地ができて、または糸ができて最終的に衣類のかたちになります。
簡単にその行程を説明すると、
1)原料・・・綿、羊毛などの天然素材とアセテートなどの石油系の化学

       素材の2つに大別される。

2)紡績・・・原料を糸にする。糸は用途によって太番手から細番手まで

       様々に加工される。ストレートな糸が一般だが、カール状

       など髪の毛と同様加工される場合もある。色々な糸をブレ

       ンドして複雑な光沢感や色調を出すこともある。

3)織る・・・単純に織るという作業。ニットの場合は編み機で成形でき

  編む   るが、通常は生地と言われる状態になる。原料の生の色で

       織る場合と糸を染めてから織る場合がある。ネクタイ柄の

       ジャガードなどは染めてから織る。

4)染める・・綿などは、濃い色程、色があせる場合が多い。素材によっ

       て色は微妙な違いが出る。綿は、染料の実際の色より沈ん

       で見える。化学繊維は、明るく見える。余談だが、染め工

       場での単位をバスと言う。10キロ・バスとか?湯船と同

       じバス。

5)裁断・・・まず、生地をパターンと言う紙から厚紙の台紙にして裁断

  縫製   する。大手は、パターン制作からコンピューターで裁断ま

       で行っている。そして、縫う。ところが、ボタン、芯地、

       裏地、テープなど様々な付属パーツが必要だ。すべて、色

       合わせしてないと、とんでもない洋服になる。

6)仕上げ・・プレス工場でブランドタグや袋詰めなどをやって完了。
         (「週刊ファッション情報」5月13日号より)

 
では、繊維にはどのような種類があるんでしょう?
天然繊維と化学繊維があることは、だいたいわかってるんだけど。。。。
詳しくは

リンク先

項目

内容

日本化学繊維協会

化学繊維の種類と製法

化学繊維の種類、特長とその分類をこまかく説明している。
画像もはいって、用途など詳しい。

カリ博士の
クリーニング研究所

繊維研究室

天然繊維から化学繊維までその特徴と取り扱いの注意点が詳しい。

「洗濯屋の家頁」

化学繊維あれこれ

化学繊維の詳しい取り扱い注意がわかりやすい。

 上記の個別の項目へのリンクについては、作者の了解を得ております。御協力ありがとうございます。

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