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まぐろを巡る冒険



表題: 【まぐろを巡る冒険】210

 ▼Darkside
 
 翌朝は チェックアウトの為に,荷物を纏めて早めに
 フロントに向かった。
 
 フロント脇のソファーでは 三文字氏 がくつろいで
 新聞を広げていた。聞けば料金の清算はすでに済ませて
 くれたらしい。
 
 「つまり貴方の探している『特殊な マグロ』とゆうのは
   守護霊のようなモノなんですね。」
 「私達が求めている マグロはそう,君達の言葉で判りやすく
   いえば,そんなトコロだろう」
 
 僕は ホテルの ティーラウンジで朝食を採りながら
 今回の一連の事柄の説明を受けていた。
 これは予想はしていた事ではあるが,すべては アルファベット氏
 の筋書き通りって事らしい。

 僕は特別注文の「うしろの百太郎 for Windows」 を食っていた


 
 「だが問題なのは,本人の意志で出て来て貰わねば困るんだ」
 「そこで,僕が引っ張りだす役に抜擢されたっと」
 「金髪ナカヤマ の居場所など,とっくに探知していた」
 「・・・」
 「君はなかなか巧く,演じてくれたよ」
 「・・・」
 「特に羆牧場での,まぐろ男との出会いは絶妙だった」
 「彼女は」
 「彼女は我々にとっても,ナカヤマにとっても計算外の
   登場人物だった」
 「だから,消した」
 「あれは我々では無い。まぐろ男の仕業だ」
 「でも結局は同じ事だ」
 「怒らないでくれたまえ,別に命まで奪った訳ではないし」
 
 
 『特殊な マグロ』というのが,入るとその人間はとんでも無い
 カリスマ性と パワーが身に憑くらしい。
 『特殊な マグロ』はかつてわ゛某crosoft の社長の
 中にいたらしい。それが海を渡り,日本に来て 東芝青梅工場
 の工場長さん に入ったらしい。             おうめこうじょう
                                            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 東芝が Libretto で世界侵略を果たした頃だ。ひらがなだと危ない
 
 その事を以前から研究していた 三文字社 は何かの拍子に
 ローソンの店員に入り込んでしまった『特殊な マグロ』を
 自分達のところに連れてくる プロジェクトを始動した。
 その責任者が,彼 えらっそうな氏であった。
 
 「では,私はこれから長野に向かうので,失礼する」
 
 氏から預かった現金の残りを,封筒のまま返却すると
 彼は枚数を数えてから,僕の方に押し付けて
 
 「我が社では,時々経理のミスが起きるんだ」
 「ボーナス代わりだ,新しい ThinkPad でも買いたまえ」
 「そんな Key が半分しか付いていない パソコンでは無く」
 
 っと似合わない ウインクをしてみせた。
 
 僕は彼が黒塗りの車に乗り込むのを,眺めながら
 心に誓った
 
 # 東京に戻ったら,一番に秋葉原に行こう。
 # パソコン買うならっ 「マハポーシャ」

                          −第21章−    完
                          
                          mailto:YHG01030@niftyserve.or.jp
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                kishi / Tetsuji Kishimoto   kishi06@IBM.NET

    
    
    

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